カントリー雑貨
カントリー雑貨について
カントリー雑貨の生まれは、開拓時代の素朴な生活からと言われています。温かみがあるアンティークなスタイルが特徴の雑貨で、アメリカだけに限らず、フランス、デンマーク、イギリスなど、使うモチーフも自国の特色を生かして、ヨーロッパの地方に根ざしたスタイルの日用品などもカントリー雑貨とされています。
アメリカ開拓時代のシンボルになっていたとされる星条旗、ハートマーク(カントリーハート)、リンゴやバラ(ローズ)などは、伝統的なモチーフの1つです。「古き良き時代」を感じさせる、ナチュラルなノスタルジックな木工品やカントリーの象徴とも言われるラグドール(抱き人形です)、ラガディ・アン&アンディなどもカントリー雑貨の代表的なもの、現在にいたるまで、女性を中心として根強い人気を集めているのです。
カントリー雑貨のメーカー
カントリー雑貨は実はいろいろありますので、メーカーもそれに合わせるように数多く存在しているのです。
カントリー雑貨のブランドメーカーと言えば、アメリカンカントリーでは先ほども出てきた、ラガディ・アン&アンディを含めて他にも、テンダーハート(Tender Heart)やA Special Place、カントリースパイス(country spice)などがあげられます。日本からは倉敷意匠計画室(岡山県倉敷市)、フレンチカントリーだとイマン(Imane)やティアラ(Tiara)などがあります。デンマークではグリーンゲイト(Green Gate)、他にもイギリス、フランスなどなど他にもいろいろです。
これだけの雑貨のブランドがあるということが、どれだけカントリー雑貨の人気を物語っています。
現在のカントリー雑貨
現在はカントリー雑貨を取扱っている、カントリー雑貨専門店も数多くあります。メーカーもブランド指向で、その店オリジナルの手作り雑貨の木工品やレース、または布製品などを展開して1つのブランドにしているところも多いようです。カントリー雑貨は一見シンプルなのですが、部屋に1つあるだけでも圧倒的な存在感を与えます。そのため、大人の女性にも心に刺激を与えます。かわいいものやおしゃれなものだけではなく、故郷を思い出させる感じを与えるというものが多いようです。
また、カントリー雑貨はロゴやモチーフのデザインがシンプルでもおしゃれなものが多いです。例えば会社のロゴの中には、何のマークだか全くわからないものもありますし、勘違いしやすいのもありますが、その点カントリー雑貨のロゴはどれをモチーフにしたかが分かるものも多いです。なによりロゴが入るか否かで、ぬくもりを感じる雑貨になるのも、カントリー雑貨ならではないでしょうか。
雑貨のブランドで有名な、イマン(Imane)を例に挙げると、バラのモチーフだけでも柔軟種類もあります。雑貨が好きな方にとっては、イマンのキッチンアイテムがあるだけで、料理をするキッチンという場所のイメージが変わったり、楽しい時間になることもあると思います。
雑貨は、もともとは日用品のことで、生活していくのに必要なもののことを指していて、その中から、食料品や衣料品を除いたものを言い、家庭日用品やオーラルケア用品、トイレタリーなど、また、生活必需品でないものでも、雑貨に含まれることがあります。そのことから考えると、カントリー家具というものは、日用品の中でも人の手作りで作られる、芸術性のあるものだと言えるのではないでしょうか。
特に、その傾向が強いのはフレンチカントリーの物で、アンティークのようなものが多いようです。
Valuable information
Last update:2021/12/9